2021年4月4日日曜日

昔の論文にふと狂気を感じる

 いま、30年以上前に書いた現代古典派経済学という古い原稿をtexで書き直しているのだが、その一つの章で、古典派経済学の再生産費賃金理論について論じている。

再生産費賃金理論を突き詰めると、人間の命の価値を考えざるを得ず、労働力と命が一つの結合生産物として扱うことになり、最終的に新しい生命や生殖というものも経済学的に議論しなくてはいけなくなることを示している。それをかなり一般的な数学モデルで議論しているのだが、その異様に深い理論的展開に、これを書いた自分の頭がおかしいのではないかと、ふと感じたのだ。

これはその現代古典派経済学の一つの章に再現しているが、元々は、岩手大学人文社会科学部の紀要に掲載した英語の論文だ。興味があれば、以下のページに文献概要と、全文のダウンロードリンクが貼られているので、ご覧になられるといい。

「ECONOMIC THEORY OF LIFE PROCESS : ON LIFE AND LABOR POWER AS JOINT PRODUCTS」

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

「嚶鳴寮の時代」とはなんであったのか

 神戸大学に赴任したのは40歳の時だから、31年前だ。その頃、昔、学生だった同じ時間を共有した嚶鳴寮生用にメーリングリストを立ち上げた。最近は30人ほどが登録していた。長年、運用と管理をしてきたが、それを一方的(全体の了解もなしにの意)に、今度閉鎖することにした。その時の通知文を...