昭和30,32年のものだが、伝記的研究では、これに尽きるのではないかと思う。私が生まれた頃のものだが、これ以上のものはお目にかかっていない。
この上に、われわれは、どのような本多利明の人間像を想像できるのか、それが問われている。(本多は、本田でも、どちらでも良い。というか、わからない。)
歴史上には無数の戦争の記録がある。歴史の区切りは戦争に彩られていると言ってもいい。 そこでは将軍の下、無数の兵士が武器を持って戦い、そして死んでいった。記録に残る歴史には、兵士を死なせた将軍のことは書かれているが、死んでいった数えきれない兵士のことは、ほとんど書かれない。もちろ...
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