2021年2月2日火曜日

森鴎外の「佐橋甚五郎」

 読んだことがありそうでなさそうで記憶が定かではない。

最後の最後に定説ではないことが語られていて拍子抜けする。

甚五郎は、刀を何としても手に入れたいと思っていたように、物事に執着するような人間であるようで、また、ふと家康の元をさってしまう、淡白な人間であるようにも見える。キャラの焦点が定まらないから、読む方も苦労する。

が、この物語を単なる史実の語りでしかないと思えば、キャラの一貫性など求めるべきでもないだろう。

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