昨日図書館(上智大学)で、10冊ほどの和算に関する本を借りてきた。
その中に、日本古典全集 古代数学集(上)がある。(下)も借りたかったのだが、図書記号の場所にはなかった。誰かが借りているわけでもあるまい。どこかに紛れ込んでいるか。
でもまあ、(上)には、「割算書」(毛利重能、しげよし)と「塵劫記」(吉田光由)が入っているの、まあ、OKだ。図書館の二階には、さらに、古典数学の原書をそのまま収めたものが分厚く大きなほんとして何冊もあったが、なにぶん、大学の研究室はもう無いので、家まで運ぶキャリーバッグにも収まりきれないので、断念した。しかし、まあ、気になった、主だったものは借りてきた。
これらの感想をつらつら書こう。
ところで、この本は、昭和二年に刊行されたもので、塵劫記については、まさに維新後初めて復刻されたのであるが、なんとこの編集者には、あの歌人の与謝野晶子、与謝野寛夫妻がなっているのである。少し絶句する。
塵劫記の序文は漢文。
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