経済学とはなんだったのかと、たまに考えたりする。
経済学が自分に研究への激しい動機、情熱を与えたことは間違いない。そこには、この世界を知るための鍵が隠されていると思った。それは間違いではなかった。
経済学のために、予定されていた人生の道が切り替えられてしまったとも言える。
振り返ってみれば、それは人生というグラスに入ったいっぱいのジントニックに過ぎなかったと思えるのだ。
歴史上には無数の戦争の記録がある。歴史の区切りは戦争に彩られていると言ってもいい。 そこでは将軍の下、無数の兵士が武器を持って戦い、そして死んでいった。記録に残る歴史には、兵士を死なせた将軍のことは書かれているが、死んでいった数えきれない兵士のことは、ほとんど書かれない。もちろ...
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。