2021年1月25日月曜日

万物斉同

 世界の中で、人は自分の存在をより大きなものにしたいと思う。

しかし、その世界を小さいと思っている人以上には大きくはなれない。

行き着く先は、荘子の万物斉同である。

誇りについて

 誇りという言葉は、人をかりたて支えるものとなり得る。しかし、私がいつも意識する言葉ではない。というのも、この言葉は他者に対する意味が強すぎる。基本、「他者に誇る」のである。他者の存在抜きに、誇りが意味を成さないかといえば、必ずしもそうではないがそういう意味合いはない。