EPAMは、以下からダウンロードできます。(Googleからのダウンロードですが、アカウントを持っていなくても、またログインしなくてもダウンロードは出来ます)
EPAMの使い方
1.プログラムとコンパイル
ダウンロードしたファイルを解凍してください。
(1)LinuxとMacの場合は、それぞれ epam-linuxとepam-macというファイルが実行ファイルになっているので、ターミナルから、それぞれを実行できます。そのまま実行させると、数百回の繰り返しののちに収束し、産業連関表40部門表をもとにした、炭素勢10,000円/トンをかけた時の結果が出力されます。
(2)もし、システムのバージョンの関係で、実行ファイルが動かないときは、システムにgcc(ないしはそれと互換)というCコンパイラ、および、gmake(ないしはその互換)をインストールした状態で、macの場合は、ただmakeとしてください。linuxの場合は、make -f makefile-linux としてください。epamという実行ファイルが作成されるはずです。
(3)Windowsの場合は、実行ファイルはありませんので、何らかの方法で gcc互換のCコンパイラ及び、makeを用意してコンパイルしてみてください。
2.シミュレーションの流れ
シミュレーションのおよその流れは次のようなものです。
(1)epam.cfgを編集して、プログラムの実行上の設定、シミュレーションの内容、弾力性などのパラメータを指定する。epam.cfgはテキストファイルですから、Windowsのメモ帳で編集できます。
(2)epamを実行する。
(3)収束しなかった場合、epam.cfgの設定内容を編集して、再度実行する。
(4)収束した場合、epamxxx.outという名前のつけられたファイルに結果が出力されるので、適当なテキストエディタでそれを確認する。出力ファイル名のxxxは三桁の数字が自動的につく。前の番号よりもひとつ増えた番号になる。999まで対応している。999回も違ったシミュレーションをやるとは思えないが、そうなった場合は、過去のものを消してはじめればよい。消されると、また一番若い番号から番号を付けて出力する。
3.表示とプログラムの中断
不動点アルゴリズムの途中経過を表示させるかどうかは、epam.cfgの設定で変えることができます。
途中経過を表示させた場合、表示を一時中断するためには、CTRLキーを押しながらSキーを押します。画面表示が一時中断し、プログラムも一時中断します。再開するためには、何かキーを押します。
プログラムを完全に中止させるには、CTRLキーを押しながらCキーを同時に押します。プログラムは停止し、コマンドプロンプトが現れます。
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